永山瑛太を徹底解剖!俳優3兄弟、木村カエラとの結婚、生々しい演技のルーツとは

これまで「瑛太」として活動してきたが、2020年から「永山瑛太」と改名しさらなる活躍を魅せる俳優・永山瑛太。改名に至った理由をテレビのインタビューにて、「また改めた気持ちで、本名でちゃんと俳優としてやりたい」と語った。
5/6(水)に地上波で放送の「殿、利息でござる!」にて菅原屋篤平治役としても出演している彼だが、今回はそんな永山瑛太について解剖していきたい。

代表的な出演映画
  • まほろ駅前多田便利軒
  • ミックス。
  • 殿、利息でござる!
  • 友罪
  • 青い春
  • 余命1ヶ月の花嫁
  • etc

俳優になったきっかけは?彼の生い立ちから現在まで!

プロフィール
名前  : 永山瑛太
生年月日: 1982年12月13日
身長  : 179cm
出身  : 新潟(東京板橋区育ち)

出身は新潟県で、育ちは東京都板橋区。17歳の時に原宿でスカウトされ、モデルとしてデビュー。当初の芸名は「EITA」であった。
その後、CXドラマ「ウォーターボーイズ」にて注目を浴び、スターへの階段を上がっていく。
歌手の「木村カエラ」と2010年に結婚。二人の娘にも恵まれた。

意外に知らない人も多い?兄も弟も俳優!

2020年1月、兄の「永山竜弥」がTBS系列ドラマ「病室で念仏を唱えないでください 第一話」で俳優業復帰した。永山絢斗が彼の弟であることを知っている人は多いと思うが、兄も俳優であることを知らない人は多いのではないだろうか。兄の「永山竜弥」もイケメンでスタイルが良く渋い容姿で、まさにイケメン3兄弟だ。

芝居の熱量がすごい。息を飲む圧巻の演技

高身長でスタイルが良いことはもちろん、彼の芝居からは凄まじいエネルギーを感じる。イケメンで爽やかな役はもちろん、陰があって奥に潜む恐怖を持つ役も多い。シュッとした容姿からは想像もつかない熱量を出す。彼の出演映画のワンシーン3点を観て欲しい。

「光」


私がこのシーンを最初に観た時、心から震えた。演技なのか?と思わせる生々しさと、本物の人間の汚い部分をぶつけられたような感覚。役柄の核心の部分まで繊細に理解して自分の中に持ち合わせていなければ、恐らくこのような芝居をすることはできないだろう。彼はこのような人間の闇を持った役も多く、ある種の情緒不安定さを常に持ち合わせていることが魅力だ。人が生活している上でこのような部分を持ち合わせて生き続けることは相当な負担だろうが、これこそが彼の最大の武器であると思う。

「リングサイド・ストーリー」

先ほどとは打って変わって真逆の役で、彼の人間らしさ、可愛らしさが前面に出ている作品である。普段の彼の見た目からは感じることができないような熱量がこの映画の彼からはひしひしと感じる。「全裸監督」の武正晴監督によるファイト・ラブコメディで、彼の魅力が溢れているので、まだ観ていない方は是非観て欲しい。

「友罪」


この作品は「少年A」を題材に描かれた作品で、まさにその犯人の役として彼が良い味を出している。殺人という、役作りには限界のある役に対して彼はどういうアプローチをしているのか。我々には想像もつかない。先ほども述べた、彼の「情緒不安定さ、不器用さ」が本作でも最大限に発揮されており、大変感慨深い作品に仕上がっている。

永山瑛太がInstagram!?Twitterでも発信中!

役者としての魅力を存分に紹介してきたが、ここで少し意外なことを紹介しようと思う。芝居に没頭していて、SNSなんかやってそうにない彼だが、実はSNSでの発信も行っている。

Instagram開設はつい最近で、2020/05/01に初投稿されている。
今後は彼の私生活をSNSの発信でチェックすることができそうだ。是非フォローしてみてはどうだろう。

筆者のひとこと

一貫して彼の芝居に私が感じることは、完璧じゃない人間らしさを見事に表現しているということ。人間に完璧な人物など存在しない。当たり前のことだが、こういう人間の欠点を演じることができる俳優は多くない。役を演じるというより、役を生きているなと思わせる俳優。彼のような俳優がこれからの日本映画界を支えていくのだろう。